鉄道ファンも乗っている

2011.11.19

発車時間になったが、私の乗った先頭車に乗り込んだ人は少ない。すぐに宴会を始めた男性ばかり数人のグループ以外、親子と思われる二人連れを除けば、一人で乗った男性客が数名だけで、席の半分も埋まっていない。彼らは、時刻表や鉄道情報誌、カメラを持っていたから、どうみても鉄道ファンだ。お座敷列車本来の雰囲気ではないが、家人の心配は杞憂だったようだ。イベント列車らしく、横断幕を広げて「いってらっしゃい」と手を振ってくれる駅員さんたちに見送られながら列車は出発した。

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同じ車窓でも通勤型車両から眺めるのとは違って見えるのが特別車両の面白いところだ。ゆったりしているし、みんな普段の生活から離れた雰囲気を味わっているのだから、車内でカメラを構えても違和感がない。普段の通勤電車の間を縫って走る臨時列車なので、先行電車を追い抜けず、のんびりしたスピードで走る。急ぐ旅ではないので、心地よい走りだ。





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